80代のゲイカップル、待望の同性婚(アメリカ)

世界で最初に同性婚ができるようになったのはオランダですが、ついにアメリカ全土でも同性婚が認められたというニュースが流れ、世界中で多くのLGBTの方々が祝福のパレードで盛り上がりました。アメリカの連邦最高裁が結婚の平等(同性婚)をすべての州で認める判決を下し、全米で同性婚が認められることになったのです。

この判決が出た後、オバマ大統領はTwitterにて「平等な社会に向けた大きな前進。同性愛者は、他の人たちと同様、結婚する権利を持てるようになった」とコメントしています。その後、改めてホワイトハウスで「米国は平等の原則のもとに建国された。判決はアメリカにとっての勝利。完全な融和に向けて一歩近づいた」との声明を発表しました。
54年連れ添った80代のゲイカップルは、待望の同性婚に「ここに来るまで多くの闘いがあった」と語られています。

ダラス郡で結婚した同性カップル170組の先頭を切り、ジョージ・ハリスさん(写真左)とジャック・エヴァンスさん(写真右)結婚証明書を受け取られています。二人の結婚式は、アメリカの最高裁が同性婚を全国で合憲とする判決画期的な判決を下した直後のことでした。

「ここにいる群衆に驚かされるかもしれませんが、ここには同性愛のカップルが450人くらいいるみたいですね。みんな結婚を待ち望んでいるんですよ。驚きです。ただただ驚きです」。と、エヴァンスさんは雑誌People」の取材で、こう答えられています。「10年前は、結婚の平等なんて不可能だった」と、これまで同性愛者の権利と結婚の平等を求めて長年闘い続けてきた苦労を振り返ります。お二人はダラス郡でのLGBTの歴史を保存、記録するためのプロジェクト「北テキサスGLBT商工会議所」と「ダラス・ウェイ」を立ち上げ、若い人たちへ理解されつつあるものの、更に状況をより良くしていこうと生涯をかけて活動されてきました。

85歳と82歳というかなり長寿のお二人は、もう少しで88歳の「米寿」を迎える程のご高齢。子どもが出来ないゲイカップルで在られますから、ご家族での米寿のお祝いまでは叶わずとも、54年間もの長きにわたっての活動もさる事ながら、これまで地道に紡ぎ上げてきた愛にも感動を呼び、世界中のLGBTが感動しています。

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